子宮頸がん予防ワクチン(HPV ワクチン)
今年の4月より子宮頸がん予防ワクチンが正式に政府の勧奨となっております。
今までのワクチンに追加で新たな子宮頸がんのリスクが認められているウイルスが加わり9価ワクチンとなっており予防効果が更に期待できます。もちろん従来型と同様に尖圭コンジローマの予防も存在します。
このワクチン特有の重篤な副反応はいまのところ無いようです。世界の中で日本のみ接種が遅れていて以前よりWHOから日本は積極的接種の指摘をされておりました。
今度の新しいワクチンは2回でも十分効果が出ることが証明されております。
公費で行える年齢が決まっていますのでなるべく早くに接種を行うことが望ましいと思われます。
なお日本では約10年近く一部の報道によりHPVワクチンの接種がほとんどされていなかったことを考慮して、キャッチアップ期間として公費対象年齢が過ぎた方にも今後約2年間は特例として公費が適用されます。
疑問点などありましたら病院まで問い合わせてください。